花粉に黄砂、PM2.5まで。春は危険がいっぱい。 黄砂やPM2.5は何が怖いの? 最近話題のPM2.5は、排気ガスや工場の煙などから発生する粒子。有機化合物や金属など多くの成分が含まれています。一方黄砂は、中国大陸の砂漠から偏西風に乗って飛んでくる土や砂のこと。昔からある自然現象ですが、大気汚染が深刻な今では、飛んでくる間に細菌やPM2.5など、様々な汚染物質を取り込むのが厄介なところ。どちらも目・鼻・のど等、粘膜に炎症を起こしやすいうえ、特にPM2.5は粒子がとても小さいため、呼吸器官や肺の奥に入り込んで、ぜんそくや気管支炎等を起こすと言われています。 黄砂やPM2.5が花粉症を悪化させるって本当? PM2.5の濃度が高まるのは3~5月。また、偏西風の影響で黄砂が多発するのも同じ頃。つまり、春はPM2.5と黄砂が一緒になって飛来するのです。しかも、その時期はスギ・ヒノキ花粉が真っ盛り。アレルギーを持つ人にとっては花粉・黄砂・PM2.5のトリプルパンチ!目の充血やかゆみ、くしゃみ・鼻水など、粘膜が炎症を起こしている時に別の刺激が加わると、症状がひどくなることが報告されています。また、花粉症でない人もPM2.5でアレルギー症状を発症することがあるので、すべての人に注意が必要です。 免疫力が低い子どもを黄砂・PM2.5から守るには。 花粉も黄砂もPM2.5も、肌に触れさせない、体の中に入れないのが基本。それにはマスクが効果的ですが、粒子の小さいPM2.5はよりカット力の高いものを隙間なく着けないと効果がなく、完璧な防御は難しいもの。ですから、まず不要不急の外出や屋外で長時間の激しい運動を控えることが最優先。目の中やまつ毛などに付着した花粉などを除去する洗眼や鼻うがいも効果的です。目のかゆみなどの症状が出た場合には、目薬で抑えてあげてください。